
十杯、そのすべてでボトルの働きが違います。オールド・ファッションドとマンハッタンでは調味料として、数滴が酒の輪郭を鋭くします。ネグローニとブールヴァルディエではセンチリットル単位で量られ、味の中心を担います。サゼラックでは、ほかのすべてがその周りに配置される一音になります。トリニダード・サワーではベースの酒そのものです。一つの素材に、四つの仕事。
コレクションのレシピ(10件)
オールド・ファッションド
Angostura ビターズを使ったクラシックなウイスキーカクテル
キュレーターノート
酒と砂糖とビターズだけで、隠れる場所がありません。三種類のボトルで三度作れば、その差は見逃しようがなくなります
マンハッタン
クラシックなウイスキー&ベルモットのカクテル
キュレーターノート
ウイスキーとベルモットをつなぐ香りの橋渡し。ビターズがなければ、まだカクテルとは呼べません
ネグローニ
Campari を使ったイタリアのアペリティフカクテル
キュレーターノート
Campari を数滴ではなくセンチリットル単位で計量します。苦味は調味料ではなく主役の素材です
サゼラック
Peychaud's ビターズを使ったニューオーリンズのカクテル
キュレーターノート
Peychaud's が主役を務める一杯。ライとアブサンに対してアニスが鮮やかに立ち上がります
ブールヴァルディエ
ビターズの複雑さを効かせたウイスキーベースのネグローニのバリエーション
キュレーターノート
ネグローニと同じ苦味の背骨を、ジンからバーボンへ移して丸みを持たせた一杯です
Aperol スプリッツ
Aperol(アペロール)を使ったヴェネツィアのアペリティフ
キュレーターノート
アペリティーヴォへの入り口であり、苦味に親しむもっとも穏やかな一杯です
ペーパー・プレーン
バーボン、Aperol、アマーロを等量で使ったモダンなカクテル
キュレーターノート
現代の定番となったアマーロのカクテル。四つの材料を等分に合わせます
トリニダード・サワー
Angostura ビターズをベースにしたオルジェート主体のサワー
キュレーターノート
Angostura を4.5センチリットル、ベースの酒として注ぎます。ビターズがどこまで支えられるかという議論に決着をつける一杯です
ヴュー・カレ
Peychaud's ビターズを主役にしたニューオーリンズのカクテル
キュレーターノート
Peychaud's と Angostura、二種類のビターズが同時に働き、ライ、コニャック、Bénédictine と調和します
ドライ・マティーニ
ジンとドライベルモットを冷たくステアし、オレンジビターズで持ち上げた一杯
キュレーターノート
ジンとドライベルモットにオレンジビターズを数滴。調味料としての役割がもっとも剥き出しになる一杯です