Fourth Regiment — 三種類のビターズを使う、一八九〇年代のマンハッタンの変奏

フォース・レジメント

三種類のビターズを使う、一八九〇年代のマンハッタンの変奏

人数

材料

  • 3 clライウイスキー
    ヴェルモットと同量で、それ以上は入れません
  • 3 clスイートベルモット
    コクのある赤いヴェルモットを。甘い側をすべて担います
  • 1振りThe Bitter Truth Orange Bitters
    三つのうち、いちばん明るいもの
    代替品:オレンジビターズなら何でも
  • 1振りThe Bitter Truth Creole Bitters
    アニスとクローブ。ニューオーリンズの音
    代替品:より軽い仕上がりにしたければ Peychaud's
  • 1振りThe Bitter Truth Celery Bitters
    塩味寄りのもの。そしてこれがマンハッタンでない理由
    代替品:セロリビターズなら何でも

作り方

  1. ミキシンググラスにライ 3cl、スイートベルモット 3cl、オレンジ・クレオール・セロリの各ビターズを一振りずつ加えます。

    それぞれ一振りずつ。三つのどれも勝たないからこそ、この一杯は成り立ちます

  2. 氷を詰め、よくステアします。
  3. 冷やしたクープに漉し入れます。
  4. レモンの皮を表面で搾ります。

テクニックのポイント

それぞれ一振りずつ、切り上げないこと。三種のビターズを一振りずつというのは、すでにマンハッタンが担う以上の苦味づけです。この一杯が成り立つのは、そのどれもが単独で勝たないからであり、どれかを倍にすればその均衡は崩れます。

フォース・レジメントが成り立つ理由

オレンジは柑橘、クレオールはアニスとクローブ、セロリは緑で塩味寄り。三つはどれも互いに重なりません。だからこそ一振りずつが混乱ではなく複雑さとして読まれ、この一杯がいまも憶えられているのです。

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